AIP食事療法で炎症を抑えよう

橋本病などの自己免疫疾患の症状を和らげるAIPの体験記です。

私の症状と診断まで その1

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私は昔から自己免疫異常の自覚症状がありました。

 

ただ何度検査をしても異常が数値として出てこず、きっと歳をとって症状が悪化してから診断されるんだろうな、と思って過ごしてきました。とうとうその歳になったようです。笑

 

原因不明のだるさ

10代の頃から、低体温低血圧で薬を飲んだりしていました。酷い時は体温がずっと34〜35度から上がらず、最近では36度台まで上がりましたが冷え性は相変わらずです。体調のいい時はかなり運動をするのですが、何時間も運動をして汗だくにも関わらず、体を触るとひんや〜り冷たいのです。生姜を食べたり入浴したりも効果がありませんでした。

 

昔から2〜3ヶ月に1度は必ず体調を崩して動けなくなっていました。原因は分からないまま、10歳頃に自律神経失調症と診断されただけです。季節の変わり目には決まって体調を崩し、生理や雨の日も起き上がれなかったです。そして一度体調を崩すと、2〜3週間ほどは辛い状態が続きます。

 

バラバラな診察

10年ほど前にまず、レイノー症になりました。手足の指先の末端の動脈が収縮して血液が回らなくなるものです。その頃から、もしかしたら膠原病なのかな?と思っていました。甲状腺はエコーで見てもらって腫れていなかったので、大丈夫だと思っていました。

 

5年ほど前に、今度は喉に違和感を覚えるようになりました。息がしづらくなり病院に駆け込むと、うつ病のパニック障害と診断されてしまいました。確かにストレスを感じていた時期だったのですが、検査もせず薬を出されておしまい、という診断に納得できず、別の医者にかかると今度は逆流性食道炎と言われました。胃カメラも飲んだのですが、少し荒れていただけでした。とりあえず薬を飲んで治ったと言われましたが、微かな違和感はそれからも続いていました。

 

最近ではビタミンD不足と、コレステロール値の上昇をバラバラに指摘されていましたが、サプリを取ったり食事を見直すように指導されただけで、橋本病とは関連付けできていませんでした。脂っこい食事は苦手で、揚げ物もずっと食べていないので、コレステロール???と思いましたが、もう30代後半。体重も増えてきたし、歳には勝てないかな、なんて。

 

さらにここ2年で10キロほど太ったのですが、怪我で手術をしたので、運動できていないせいかと思い込んでいました。ところが怪我が治って運動を再開して体重を落とそうとしても、落ちない。カロリー計算して、一日1500-1700kcalくらいに抑えているのに太っていく。何かがおかしい…。そしてパンデミックで出かけられず、さらに体重が増えたりして。

 

ようやく分かったのは不妊検査から

昨年末から、異様なだるさと頭痛、めまいに襲われ、また医者巡りをしました。頭部レントゲンを取られ、心電図を取られ、血液検査もし、エコー検査もして、それでも原因が分からない。それとは別に婦人科検診に行き、不妊の相談もしていました。そこでホルモン検査をしようという事になって初めて、TSHの値が高い事が分かりました。

 

でも婦人科医(gynecologist)は甲状腺の専門医じゃありません。甲状腺機能低下症と診断してレボチロキシン(Levothyroxine)を処方してもらったはいいものの、いきなり多めの処方で、今度はTSH値が下がりすぎてしまいました。なので処方薬の分量を減らすべきところを、二倍にするようにとの指示。間違いを指摘すると「ああそうね、じゃあ半分でいいわ。自分で錠剤を半分に割って飲んどいて」と言われてしまいました。こら〜適当すぎるだろう〜。笑

 

そんなこんなで、内分泌科医(endocrinologist)を探しているうちに、なんとコロナウイルスによるロックダウンで病院に行けなくなってしまいました。仕方ないので婦人科医に6ヶ月分の処方箋だけ出してもらって、自分で量を調整しながら飲む事に。これはあとで専門医に怒られましたが、じゃあどうしろと…って感じですね。

 

 

続く。

 

 

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