AIP食事療法で炎症を抑えよう

橋本病などの自己免疫疾患の症状を和らげるAIPの体験記です。

【AIP】関連用語など

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英語でAIPを検索すると、たくさん情報が出てくるんですけれども、今回はよく目にするであろう用語をまとめて解説してみたいと思います。

 

Root Cause

何度か書きましたが、これは自己免疫器官に炎症を起こす根本的な原因を指す言葉です。Root causeを探して排除しよう、というのがAIPの基本の考え方ですね。これに関する本も出ているので、英語が大丈夫な方はぜひ読んでみてください。

 


Hashimoto's Thyroiditis: Lifestyle Interventions for Finding and Treating the Root Cause by Izabella Wentz PharmD

 

Paleo

こちらも以前書きましたが、AIPに割と近いダイエットです。気をつけたいのは、AIP認定食品はPaleoですが、Paleo認定食品がAIPだとは限らないという事。またPaleo-friendlyという表記は、ペリオの基準を完全には満たしていないという事です。これはもちろんAIPの基準も満たしていないと思っていいでしょう。

 

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Whole 30

これも、買い物してると表記を見かけると思うんです。これは自己免疫疾患とは関係なく、30日間健康な食生活をして健康に痩せましょうというコーチングプログラムです。そのプログラムの基準を満たしているという意味で、認証シールが貼られています。Paleo CertifiedとかWhole 30 approvedとか書いてある商品は、AIPの可能性が上がります。ただAIPとは限らないので、きちんと食品ラベルをみて確認してくださいね。

 

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副材料・添加物の表記

次に英語の食品ラベル表示で気をつけたいものです。特にAIPステージ1の除去食の時には、細かい管理が必要になってきます。サプリなんかも、いろんな材料が入っているので注意です。

 

Lactic / Lactose この単語が入っている材料は、乳製品入りなので避けましょう。

Whey これは乳清ですね。同じく乳製品なので避けましょう。

Soy これは大豆原料が使われています。

Gluten これは原材料に入っていなくても副材料に入っている事が多いので注意です。

 

グルテン、乳製品、大豆製品は、アレルギー持ちの人がとても多いので、商品パッケージの表に大きくGluten-freeとかDairy-freeSoy-freeと書いてある事も多いですね。

 

その他

Functional medicine 機能性医学。医学と科学を融合した生活習慣病や慢性病の治療法。

Digestive enzymes 消化酵素。これが足りないと腸内環境が悪化します。

Adrenal fatigue 副腎疲労。自己免疫疾患のある人に多いそうです。

Hypo 甲状腺機能低下症(Hypothyroidism)の略。

Hyper 甲状腺機能亢進症(Hyperthyroidism)の略。

SIBO 小腸細菌異常増殖症。消化管の働きが悪い、消化力が弱い、などが原因です。

SIFO 小腸真菌異常増殖症。腸内にカンジダ菌が異常増殖した状態です。

FODMAP 発酵性炭水化物。消化不良を起こす事が多いとされています。

 

他にも思いついたら随時追加していきます。

 

 

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