AIP食事療法で炎症を抑えよう

橋本病などの自己免疫疾患の症状を和らげるAIPの体験記です。

どんなダイエットがいいの?

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健康に良いとされる食事法(Diet)にも色々ありますよね。名前は聞いた事があるけど、どんなものが詳しく知らないものもあります。近年アメリカでよく聞く食事法を調べてみました。

 

Paleo Diet

ペリオは流行も落ち着いて、定着してきましたね。旧石器時代 (paleolithic era) の狩猟民族の食事法に回帰して、現代病を治すという試みです。プロセスフード、穀物、乳製品などを除外して、シンプルな野菜と肉を中心とした食事法です。

 

Vegetarian / Vegan

有名なベジタリアンビーガンです。ベジタリアンはその名の通り、野菜を中心とした食事法ですね。肉や魚は食べませんが、乳製品や卵は食べる事が多いみたいです。ビーガンはさらに厳しく、動物性の食品を一切食べません。乳製品、卵、蜂蜜なんかもダメです。

 

肉や魚介類を食べないベジタリアンとビーガンの人たちは何でタンパク質を補給しているかというと、豆腐やテンペ、豆類が多いようです。

 

はっきり言って、この食事法は橋本病の人には向いていません。なぜなら、橋本病患者はコラーゲンを含むタンパク質がしっかり吸収できていない人が多いので、人よりも多めに動物性タンパク質を取らなければいけないそうです。また豆製品、特に大豆製品に過敏症がある人も多いため、タンパク質補給を豆類に頼っている食事法は良くないそうです。

 

Gluten-Free Diet

グルテンフリーも良く聞きますね。セリアック病の人が増えているようで、グルテンフリーの菓子なんかもたくさん発売されているので、見る事は多いと思います。グルテンは小麦などの穀物に含まれるタンパク質で、消化不良やアレルギー反応を引き起こしやすい事が分かり、最近敬遠されつつあります。橋本病の誘引として一番に名前が出てくるのも、このグルテンです。

 

ただ、グルテンフリーならヘルシー!という訳ではありません。単に小麦粉が使えないので他の穀物粉で代用しているだけの食品も多いので、糖分が多かったり添加物が多かったり、他のアレルギー物質が入っていたりします。他の食事法と組み合わせる必要がありそうです。

 

Low-Carb Diet

最近良く目にするのがケトジェニックダイエット(Ketogenic Diet / Keto)、低糖質・高脂肪なダイエットです。同じく低糖質を推しているものに、アトキンズダイエット (Atkin's Diet) があります。デュカンダイエット (Dukan Diet)は低糖質・高タンパク質です。どれも痩身に効くと謳われていますが、偏った食事内容で体に不調をきたす人もいるようですし、持病のある人は特に専門家に指導してもらった方が良さそうです。橋本病でもグルテン過敏症でない人で、痩身目的ならアリかもしれませんね。

 

Intermittent Fasting

これは近年流行しているプチ断食ダイエットですね。食事の内容ではなくて、食事パターンを変えるという痩身目的のダイエット方法です。いろんなパターンがありますが、一日のうちに食事をしていい時間を8時間などと決めておくものです。私の周りでもこの方法で大幅に減量した人たちがいますが、食事内容に縛りがないので食事療法とは言えなさそうです。

 

橋本病に良いとされる食事

上記で、一番橋本病に良いとされる食事に近いのは、ペリオダイエットです。そしてさらに炎症を起こす食品を完全に取り除いたものが、AIPと呼ばれるダイエットです。

 

AIPについては、長くなるので別記事にまとめたいと思います。

 

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Hashimoto's AIP Cookbook